【帯広】NHK連続テレビ小説「なつぞら」パネル展に行ってみた!

【帯広】NHK連続テレビ小説「なつぞら」パネル展に行ってみた! TV

NHK連続テレビ小説「なつぞら」が、2019年4月1日よりはじまりました。地元十勝各所では、いま、なつぞら色で溢れています。
帯広駅エスタで「なつぞらパネル展」を開催しているとのことで、早速行ってみました【2019年4月7日】。

帯広駅改札付近の様子

なつぞらパネル展|帯広駅エスタ

開催期間:2019年4月1日~9月28日
開催時間:午前9時~午後6時
会場:帯広駅エスタ東館2階


まずは入り口でパシャり♪


十勝編での牧場スタイル。パネルなので色々違和感があるのはご愛嬌です。
右から、草刈正雄(柴田泰樹役)、広瀬すず(奥原なつ役)、吉沢亮(山田天陽役)、松嶋菜々子(柴田富士子役)。

奥原なつ(広瀬すず)

「なつぞら」のヒロインを演じる広瀬すずさん。2週目の最後からの登場となります(1~2週目の少女時代については、十勝にゆかりのある栗野咲莉さんが演じます)。亡き父の戦友である柴田剛男(藤木直人)に引き取られ、東京から遥々、北海道・十勝で柴田家の一員として暮らすことになります。十勝編では、高校生活が描かれ、なっちゃんの愛称で親しまれています。開拓時代の十勝で、なつが「人を信じる力」「生きる力」を身に着けていくエピソードが描かれます。パネル展でも隣に立っている「じいちゃん」こと柴田泰樹(草刈正雄)との触れ合いが、心を熱くしてくれます。

十勝編では、柴田牧場での搾乳シーンなどもありますが、大きな牛や馬におくすることなく、女優として演技する姿も見どころのひとつだと思います。

なお、奥原なつにはモデルがおり、戦後のアニメ界に実在した奥山玲子さんと言われています。奥山玲子さんの出身は宮城県仙台市ですが、上京してアニメーターを目指すエピソードなどは近い設定になっていると思います。

柴田泰樹(草刈正雄)

十勝編で「じいちゃん」こと柴田泰樹を演じるのは草刈正雄さんです。戦災孤児である「なつ」を最初は受け入れていませんでしたが、なつの誠実でひたむきに生きようという姿に心打たれ、次第にじいちゃんもなつに心を開くシーンが胸熱です。

「じいちゃん」「なつぅ」の掛け合いのシーンが出てくると思いますが、草刈正雄さんの撮影秘話で、広瀬すずさんの発する一言ひとことが「セクシーであると」称賛し、メロメロでした。十勝編でのキーマンなると思うので、注目です。

山田天陽(吉沢亮)

イケメン枠である山田天陽を演じるのは吉沢亮さん。広瀬すずさんと同様、2週目の最後からの登場となります。

東京から疎開した父と一緒に、北海道・十勝にやってきたため、クラスメイトとなった「なつ」と小学校時代から仲良しとなります。天陽には、美術の才能があるものの、家が貧しかったことから、進学はせずに農業をしながら絵を描くエピソードが描かれます。

実は吉沢亮さん自身も、絵を描くことが好きであるとのことで、適役だったと思います。
山田天陽にも実在モデルがおり、十勝・鹿追町で農業をするかたわら、独学で絵を描いていた神田日勝さんです。神田日勝さんは、北海道を代表する画家として評価されていましたが、32歳という若さでこの世を去っています。十勝・鹿追町には「神田日勝記念美術館」が建てられており、吉沢亮さんも役づくりで美術館を訪れています。

なお、吉沢亮さんといえば、仮面ライダーフォーゼでの「仮面ライダーメテオ」役がとても印象に残っています。2018年12月には、吉沢亮さんが帯広市のイルミネーション点灯式に来られ、地元百貨店が若者で溢れかえりました。

柴田富士子(松嶋菜々子)

柴田家の母こと柴田富士子を演じるのは松嶋菜々子さん。「なつぞら」は朝ドラ100作目ということで、過去のヒロイン役の女優さんが数名出演されており、松嶋菜々子さんもその一人です。夫である柴田剛男(藤木直人)が「なつ」を連れて来たときは、なつとの接し方に戸惑いを見せていましたが、なつを本当の家族として立派に育て、高校生時代のなつから「母さん」と呼ばれるようになります。

松嶋菜々子さんは、撮影秘話で、広瀬すずさんのことを「セリフ覚えが早い」と称賛していました。


パネル展の奥側左側に藤木直人(柴田剛男役)、右側に山田裕貴(小畑雪次郎役)が展示されていました。

柴田剛男(藤木直人)

「なつ」の亡き父の戦友である柴田剛男を演じるのは藤木直人さん。真面目で誠実な人物像となっていますが、柴田家の婿養子であるため、柴田家のなかでは、柴田泰樹に遠慮した存在となっています。なつの高校生時代には、柴田剛男は農協に務めるようになっており、農業者の生活を守るために奔走する姿が描かれます。

柴田剛男にも、実在モデルがおり「よつば乳業」の創業者である太田寛一さんと言われています。トレードマークの丸メガネが若いときの太田寛一さんとそっくりです。太田寛一さんは、よつ葉乳業社長の他に、士幌町農協組合長、ホクレン会長、全農会長も歴任しています。

小畑雪次郎(山田裕貴)

帯広市でお菓子屋を営む「雪月」の跡取り息子、小畑雪次郎を演じるのは山田裕貴さん。
「なつ」の同級生で、北海道編のみならず、東京編にも登場するようです。

 

小畑雪之助(安田顕)

帯広市でお菓子屋を営む「雪月」の店主、小畑雪之助を演じるのは安田顕さん。じいちゃん(柴田泰樹)が、甘いものが大好きとのことで、物語でもちょくちょく「雪月」の登場シーンがあり、北海道でも有数の菓子メーカーへ成長する姿が描かれます。

「雪月」にもモデルがあり、十勝を代表する菓子メーカー「六花亭」と言われています。
そのため、小畑雪之助のモデルは、六花亭の初代社長である小田豊四郎さん。小畑雪次郎のモデルは2代目社長である小田豊さんと言われています。

なお、「雪月」の店名は、十勝の菓子メーカー「柳月」とも似ていることから、ドラマでも何らかの参考にしているところがありそうです。


ショーケースのなかに、小畑雪之助と雪次郎が発明した「十勝バター煎餅」なる商品が飾られていました。どこかで聞いたような。。。

「なつぞら」の台本


ショーケースで飾られていた「なつぞら」の台本。すべての表紙がイラストで描かれていたのが印象的でした。

イラストを担当しているのは「刈谷仁美」さんです。オープニングのタイトルバック映像も担当していますね♪

パネル展までのアクセス | 帯広駅エスタ東館2階

会場住所:北海道帯広市西2条12丁目 帯広駅エスタ帯広(東館2階)
開催期間:2019年4月1日~9月28日
開催時間:午前9時~午後6時

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